2024年4月6日 / 最終更新日 : 2024年4月6日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 席亭です 前号で、「ぼくが落語を指導してよいのか」という疑問を書いた。言葉にしてしまうとなぜか跳ね返ってくるもので、 「先生、落語して」 と、ある子に懇願されてしまった。 「いや、ぼくはできないのだ」 と言うと、なぜ、どうし […]
2024年3月17日 / 最終更新日 : 2024年3月17日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 塾生募集中 先月、塾生5名で、と書いた落語教室生は、さらに増えて、現在9名になった。3年して一人も来なかったら諦めるつもりで始めたにしては、どう考えても出来過ぎだ。 落語家のもとで修行した経験皆無のぼくが指導していいのか、と […]
2024年3月4日 / 最終更新日 : 2024年3月4日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 湯治宿にて 日常の澱が少しずつたまって、その重さが気になり始めると、私たち夫婦の場合、温泉に行こうかという話になる。市内の温泉に入湯料だけ払って浸かりに行くのがほとんどで、それで十分効果は得られるのだが、たまにちょっとだけ遠出 […]
2024年2月25日 / 最終更新日 : 2024年2月25日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 喬若さん 宣伝も兼ねて書かせてもらうのだが、再来月の4月14日、塾主催で「いきいき寄席」を松江の観光寺月照寺となりの東林寺で行う。午後1時半開場で午後2時開演、。入場料は投げ銭にしようか今も迷っているが、これまで千円と刷り込 […]
2024年2月18日 / 最終更新日 : 2024年2月18日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 村山籌子 あひるさんは、なきながら学校から帰ってきて、おかあさんにもうしました。 「おかあさん、先生からいただいた月しゃのふくろをおとしたの。先生にしかられると、いや。」 この少し奇妙な書き出しに引き込まれてしまった。理由 […]
2024年2月11日 / 最終更新日 : 2024年2月11日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 レジリエンス このごろよく見聞きするようになった言葉の一つに「レジリエンス」がある。回復力とか復元力などと訳されるが、困難な状況に直面したとき、そこから立ち直ったり、うまく対応したりする力を指す。高い、低いという形容詞がひっつい […]
2024年2月4日 / 最終更新日 : 2024年2月4日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 抱負 とある昼食会に出たら、食後のちょっとけだるい空気を払う感じで、 「年明け最初の集まりでもあるし、せっかくだから今年の抱負を言ってもらいましょう。」 と幹事氏が言った。「じゃあそこから順番に」と指名された人が幸いにも […]
2024年1月21日 / 最終更新日 : 2024年1月21日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 共有地 落語教室生が5名になった。去年の9月に最初の塾生が来たときも本当にびっくりしたが、季節が一つ動いて5名になっているのにも驚くほかない。驚くことは他にもある。「稽古は公開します」と近所に告知して回ったら、何名か見に来 […]
2024年1月14日 / 最終更新日 : 2024年1月14日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 これぞ百景 年々テレビの視聴時間が減っているのだが、それでも長いこと、NHKのニュースはなぜか見ておかないといけない気がして、その時間だけはリモコンのボタンを押すことが習慣化していた。でも、それも途絶えた。世界で何が起きている […]
2023年12月24日 / 最終更新日 : 2023年12月24日 gosuitei 宮森健次 がらがら橋日記 シンクロニシティ 5歳になる孫の話である。朝起き出して、母親に、「ゆめで目にきくくすりをかったんだー。おれんじいろのいれもののやつ。目がよくなった」と言った。母親にしてみれば「ふーん」というだけの話である。ところが、そばでそれを聞い […]