2025年6月29日 / 最終更新日 : 2025年6月29日 gosuitei 宮森健次 座付きの雑記 9 世阿弥 新聞の取材を受けた。変わった塾を記事にしているという。前にテレビでも同じことを言われた。 新聞やテレビの取材はだいたい引き受けることにしている。無料で宣伝してもらえるのに加えて、インタビューを受けていると、自分の考え […]
2025年6月22日 / 最終更新日 : 2025年6月22日 gosuitei 宮森健次 座付の雑記 8 本の始末 今にしてみればどうかしていたというほかないが、就職してから20年あまり、私の趣味は読書ならぬ買書だった。読書もしていたがそれに追いつかぬ量の書籍を購入していた。給料をもらう前は、買いたい本をどう我慢するかに悩んでいたの […]
2025年6月14日 / 最終更新日 : 2025年6月14日 gosuitei 宮森健次 座付きの雑記 7 転失気 落語に「転失気」という噺がある。物知りと自他共に認める和尚さんが腹の病気になった。往診に来た医者に「転失気はございましたか」と聞かれたが「てんしき」が何かがわからない。聞けばよいものを物知りだという高名が邪魔をする。適 […]
2025年6月8日 / 最終更新日 : 2025年6月8日 gosuitei 宮森健次 座付きの雑記 6 小林如泥 これを読まれるころには、会期は終わっているかもしれないが、現在松江歴史館にて「その技神のごとし 小林如泥」が開催中である。松江藩お抱えの指物師小林如泥の仕事をこれほどまとまって目にすることはなかなかない。 ぼくも見に […]
2025年5月31日 / 最終更新日 : 2025年5月31日 gosuitei 宮森健次 座付きの雑記 6 ネット工事その後 待てども待てどもネット開設工事に至らない。業を煮やして電話をしたら延期を言われた。無償レンタルのモバイルルーターを送ってもらって、最低限のことはできるようになったが、先日また延期の電話がかかってきた。延期が二度に及ぶと […]
2025年5月25日 / 最終更新日 : 2025年5月25日 gosuitei 宮森健次 座付きの雑記 5 サ高住行脚① 何度か書いているが、東奥谷教室が工事に入ってから、代わって落語の稽古場を提供してくれたのが松江歴史館と某サ高住である。どちらも願ってもない条件で、つくづく恵まれていると思う。 松江歴史館では、四月から毎週水曜午後3時 […]
2025年5月11日 / 最終更新日 : 2025年5月11日 gosuitei 宮森健次 座付の雑記 4 リノベーション 引っ越して一月が経とうとしている。夜中ふと目が覚めて、「ん、ここはどこかいな」とすぐには分からぬ時があって、まだどこかよそに来ているような気持ちが残っているが、だんだんと慣れてきてはいる。自分が育ち、また一時は二世帯で […]
2025年5月4日 / 最終更新日 : 2025年5月4日 gosuitei 宮森健次 座付き雑記 3 ネットから遮断されてみると、すわ、おおごと、とあわててしまったが、代替の方法もないではなく、どうにか日々が過ぎていっている。ただ、その代替というのには制限があって、不用意に使うと困ったことになるらしい。今のところ、らしい […]
2025年4月28日 / 最終更新日 : 2025年4月28日 gosuitei 宮森健次 座付き雑記 2 復原長屋 城山の堀川を挟んだ北西に松江歴史館があって、その門をくぐって南に行くと復原長屋がある。その名の通り、江戸期の長屋を復原したものだ。落語でおなじみの九尺二間の裏長屋ではなく、もともと松江藩家老宅であったものなので、簡素で […]
2025年4月28日 / 最終更新日 : 2025年4月28日 gosuitei 宮森健次 座付き雑記 1 西川津から東奥谷に引っ越した。部分的に新しくなった実家に移り住むことになった。引っ越しは、5、6年ごとに8回繰り返したが、もうこれで最後にしたい。天災に見舞われたのなら仕方がないが、若い時分には何でもなかったことが苦痛 […]