老い老いに 65

「昨日の地震で今日の勉強会中止になると思わなかった?」点訳の勉強会に行くと、私より先に来ていた人に言われた。「いや」と答えると、その人は「まあ、この建物は新しいからね」と。他にも、「私、昨日みたいに揺れた地震初めてだったわ」と言う人もいた。

 1月6日の午前10時18分に起きた地震についてだ。その時刻、まだ冬休み中だった孫のところに行き、近くの郵便局のATMに向かってお年玉貯金を預け入れる操作をしている最中だった。揺れてるな、ちょっと大きいなという感じで収まるのを待った。頑丈な建物、しかも狭い部屋の中だったからかもしれないが、震度3くらいかななどと思っていた。操作を終えて外へ出たら、郵便局から出て来た男性が「5だって、震度5」と教えてくれてびっくり。2000年の鳥取西部地震の際は、震源地近くにいて、この世が終わるかと思うほどの揺れを体感した。何より時々襲ってくる地鳴りの音が恐怖を煽った。マグニチュード7.3、6強だったのだ。郵便局から帰ってテレビをつけてみると、どの局も地震のニュース。マグニチュード6.2、震度5強とのこと。遠くに居る息子や伯母から安否を気遣う電話やメールが入る。保育所からも迎えの依頼が入り、夫が末の子を玉湯に連れ帰って来た。被害の様子が報道され、改めて地震の大きさを知った。被災した方々が早く元の生活に戻れるよう願うばかりだ。

 さて、夕焼け通信600号は2006年2月13日、編集後記で触れることもなく、ごく普通に発行された。執筆者は、今も書き続けてくださっているN・Rさん、「療養日記」のS・Oさん、そして編集長と私で、紙面は4ページ。

 600号を過ぎてからは小学生の詩の投稿者が現れ、教師から漁師になったS・Hさんの連載が始まり、夕焼け通信は14年目に突入する。4月から加わったのが「団塊のひとりごと」のK・Iさん。そのほかはこれまでおなじみのY氏の「かさこじぞうを演じる」の連載が続き、もちろんM・Iさんの「ゴジラの足跡」も続いている。詩ではK・Aさん、T・Hさんが、そして、時折海外からスウェーデン便りも届けられた。