さてさて箸袋の旅、3回目になります。今回はJR松江駅からぶらりぶらりと北上します。但し、これからご案内するお店の殆どはあまり馴染みの無いお店なので、話半分のご愛嬌としてお付き合いください。
まずは『や台ずし』。駅前通りを少し入った所に1号店、駅の真ん前に2号店があります。この2店舗、直線距離にして150メートルほどしか離れていないのです。よほど繁盛しているに違いありません。お店の肩書きは「本格職人にぎり」とありますが、気軽にお寿司も食えるリーズナブルな居酒屋といった感じです。
お次は、や台ずし1号店の隣りにある『うさぎや』。餃子とレモンサワーが売りのお店です。特にレモンサワーの飲み放題が何と60分550円!とビックリなお値段で、2杯飲めば元が取れます。各テーブルにビールサーバーのような注ぎ口があってどんどんいけます。あたし三度の飯よりレモンサワーが好きなの!という方にとっては夢のようなお店でしょう。餃子も変り種が色々あってサワーのアテにはピッタリです。ちなみに私はレモンサワーよりプレーンサワーが好きです。
うさぎやを出て向かいの細道をちょっと歩くと『茜どき』があります。割と長く続いている絵に描いたやうなチェーン店ですね。こちらは何度か入った覚えはありますが、どんな様子だったかは全く記憶にありません。そんなお店です。
そのお隣にあるのが『ほどり』焼肉屋さんです。価格も良心的で焼き肉以外の韓国メニューも豊富で美味しかったのですが、最近ご無沙汰してる間にどうやら店仕舞いされたようです。ビールジョッキに氷を入れて赤ワインをたっぷり注いだ『かちわりワイン』が意外と焼き肉に合って好きだったので、とても残念です。
さてここから一気に新大橋を渡って東本町へ移動します。まず始めは界隈の真ん中あたりにある『なわのれん』。古くからある、市内では名の通った居酒屋さんです。「大衆割烹」という看板の文字が時の流れを感じさせますね。昔は宴会といえばここくらいしか思いつかず、同窓会やら隣保の新年会やらでよく利用していました。これだけ長く続くのには、きっとそれなりの理由があるのでしょう。
さてお次はなわのれんの近くにある『叢雲』。昔ながらの小料理屋さんといった風情で、美味しいと評判のお店です。箸袋があるので入ったことがある筈ですが、どうにも記憶がハッキリしません。月に叢雲花に風、とかく浮世はままならぬ・・・